A さん(男児、小学 1 年生)の学級担任と母親は、入学直後の授業参観の後に保健室に来室した。
学級担任は、母親が「幼稚園のときに A には色覚異常があるかもしれないと言われて心配している」と話したことを養護教諭に報告した。
養護教諭が最初に行うのはどれか。
正答5
解説
正解は5です。
色覚異常を心配する小学1年生の母親に対して、養護教諭が最初に行う対応を問う問題です。
色覚検査は、2003年度から学校の定期健康診断の必須項目から外れています。
現在は、保護者の希望と同意に基づき、学校で個別に色覚検査を行うことができます。
【選択肢別解説】
1:× 幼稚園に A さんの状況を確認することは、母親の同意なく個人の情報を集めることになります。
最初に行う対応ではありません。
2:× 校長への報告は、色覚異常があると確認されたわけではない段階で行うものではありません。
まずは母親の不安に応え、状況を確認することが先です。
3:× 板書時の留意点を学級担任に説明することは、色覚の特性がある児童への配慮として大切です。
しかし、検査で状況を確認したうえで行う対応です。
4:× 眼科の学校医の受診をいきなり勧めるよりも、学校で受けられる色覚検査について説明することが先です。
検査の結果、必要に応じて眼科の受診を勧めます。
5:○ 学校で色覚検査ができることを説明することを最初に行います。
保護者の希望と同意があれば学校で個別に検査を受けられることを伝えると、母親の不安の解消と、A さんの状況の把握につながります。
【ポイント】
学校での色覚検査は、保護者の同意を得て、希望者に個別に行うことが基本です。
色覚の特性がある児童には、板書の色使いなど、学校生活での配慮を行います。