第109回 保健師国家試験 午後問108
人口約 10 万人の A 市で慢性腎臓病の予防に関する施策の策定をすることになった。
その基礎資料を作成するために、ある一時点での慢性腎臓病の有無と高血圧の有無の関連を検討することにした。
対象者 1,000 人を選び出し、高血圧の有無と慢性腎臓病の有無を調査した結果を以下に示す。
慢性腎臓病(人) ありなし高血圧(人) あり 100 200 なし 100 600 高血圧「あり」の高血圧「なし」に対する慢性腎臓病「あり」のオッズ比を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第 2 位を四捨五入すること。
正答3.0
解説
本問は数値記述式(マークシート)問題であり、正答は3.0(オッズ比)である。
オッズ比=(高血圧あり群のCKDオッズ)÷(高血圧なし群のCKDオッズ)=(100÷200)÷(100÷600)=0.5÷0.167=3.0となる。
交差比(クロス積比)で計算すると(100×600)÷(200×100)=60,000÷20,000=3.0。
オッズ比3.0は、高血圧があるとCKDのリスクが高血圧なしの3倍であることを示し、高血圧はCKDの重要なリスク因子であることと一致する。まとめて解く
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