第108回 保健師国家試験 午後問98
A市は川沿いに位置する人口7万人の高齢化率24.6%の市である。
A市には13人の保健師が勤務し地区担当制で業務を行っている。
A市では5年前に大規模災害が発生し、多くの死傷者が出た。
死傷者は高齢者の割合が高かった。
自治会の会合から2年後の午後4時、A 市内を震源とする震度6の地震が発生した。
市全域は断水、停電した。
道路は一部泥状化によって隆起した箇所はあるが寸断はない。
B 保健師は災害時保健活動マニュアルに従い、発災 30 分後に保健セ ンターに出勤し担当避難所に出向いた。
このときに B 保健師が行う保健活動で正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「災害時要配慮者の安全確保」が正しい。
自治会は一定地域に住む住民が自主的に組織する地縁組織である。
法律上の設置義務や年齢による加入制限がある団体ではなく、地域の互助、防災、環境整備、交流に関わる。
1の「健康相談の場所の設置」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
2の「生活不活発病の予防」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
3は、設問で問われた正しいものの条件に合う。
4の「消毒薬などの衛生資材の調達」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
5の「災害派遣精神医療チーム〈DPAT〉との連携」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
保健師問題は、用語の定義だけでなく、地域で誰に何を行うかまで結び付けて整理する。まとめて解く
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