第106回 保健師国家試験 午後問103
人口40万人のA市。
3年前から出生数が増加傾向にある。
最近、乳幼児相談時に、保健師に対しておやつの時間や指しゃぶりなど育児に関する細かな相談をする母親や育児不安を訴える母親が増えている。
A 市の育児に関する健康課題を明確にするため保健師が優先して行うのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「乳幼児相談の内容のカテゴリー化」が正しい。
地域診断で育児に関する健康課題を明確にするには、既に蓄積されている育児相談の生データを分析してニーズの実態を質的に抽出することが優先される。
乳幼児相談記録のカテゴリー化(質的分析・KJ法等)は、母親が自発的に語る育児課題を体系化でき、新規調査を待たずに迅速に課題抽出が可能。
1の新生児訪問結果分析、2の両親学級参加者情報、4の母子手帳交付時面接分析、5の3か月児健診アンケートも有用だが、すでに集積されている相談記録の質的分析が最も効率的に住民ニーズを捉える方法。
地域診断は『既存資料活用→質的分析→量的調査→住民との対話』の段階で進めるのが基本で、まず既存データの最大活用が原則。まとめて解く
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