第106回 保健師国家試験 午後問87
介護老人福祉施設から保健所に、インフルエンザを発症する入所者が増加しており集団感染が懸念されるので、どのように対応したらよいかとの相談があった。
感染拡大防止のために保健所が施設に行う指導として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4、5。
「多数の入所者が集まって実施しているレクリエーション活動を休止する」「職員および面会者が入所者の部屋へ入退室する時にアルコールで手指消毒を行う」が正しい。
厚生労働省『高齢者介護施設における感染対策マニュアル』『インフルエンザ施設内感染対策の手引き』に基づき、集団感染防止には①集団活動の休止(ゾーニング・集会自粛)、②手指衛生の徹底(アルコール手指消毒は有効)が標準対策。
1のN95は空気感染対策(結核・麻疹・水痘)でインフルエンザ(飛沫感染)はサージカルマスクで十分。
2の発症職員復帰は『発症後5日かつ解熱後2日』が基準で『解熱翌日』では早すぎる。
3のワクチン未接種職員の自宅待機は接種が任意であり過剰対応で人権上も不適切。
飛沫感染と空気感染の区別、感染症法・施設内感染対策を整理する。まとめて解く
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