第106回 保健師国家試験 午前問41
Aさん(44歳、女性)。
特定健康診査の結果は、身長156cm、体重72kg。
BMI29.6。
腹囲93cm。
血圧135/85mmHg。
空腹時血糖95mg/dL、HDLコレステロール38mg/dL、中性脂肪160mg/dL。
喫煙歴はない。
特定健康診査の結果、特定保健指導の対象であると説明したところ「運動は嫌いだし、保健指導は必要ない」と言っていたが、保健師の働きかけで初回面接を行うことができた。
初回面接では、保健師はAさんの行動変容ステージを無関心期であると判断し、Aさんの思いを受け止めながら、検査結果の示す意味を説明した。
A さんから得る情報で優先度が高いのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「将来の自分の健康についての考え」が正しい。
特定健診・特定保健指導の初回面接事例で、行動変容を促す保健指導では、まず対象者自身の健康観・価値観・将来像(『どうなりたいか』)を把握することが動機づけの起点となる(厚労省『標準的な健診・保健指導プログラム』第3編)。
トランスセオレティカルモデル(TTM)でも、無関心期・関心期から準備期へ進めるには本人の主観的な意味づけが鍵。
1の食事の好み、2の運動量、3の体重歴も保健指導には必要だが、それらは具体策の検討段階で扱う情報で、初回の優先度は本人の健康観把握が最も高い。
動機づけ面接(MI)の基本姿勢である『open question』『reflection』『affirmation』『summarize』で本人の言葉を引き出す。まとめて解く
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