第105回 保健師国家試験 午後問93
Aさん(56歳、女性)。 隣接する市に所在する警察署から、B町の保健師に「町に住む無職のAさんが、泥酔して路上で寝ていたところを保護している。先ほど目を覚ましましたので事情を聴いたが、本人は『何も覚えていない』と言う。1か月前も同じ状況で保護した。Aさんは、1人暮らしで親族と連絡が取れなかったことから、その時は1人で帰している。今回は、保健師の支援をお願いできないか。B町の保健師に連絡することは本人が同意している」と連絡があった。 保健師は、住民基本台帳でAさんがB町に居住し、他県に姉のCさんがいることを確認した。 その後、A さんは精神科医療機関を保健師が同伴して受診した。 診察室で精神保健指定医に「誰と来たか」と問われると、A さんは「清掃センターの人」と答え、 出身地を尋ねられると、答えに詰まった。 「今、困っていることはありますか」の問いに対して「若い女性の声が聞こえてくる」、「夜、眠れない」と答えた。 医師から A さんに入院による治療が必要であると説明されると、A さんは理解できていない様子であった。 医師から A さんと保健師に「A さん本人の同意による入院はできない」と説明があり、C さんに連絡したところ、入院の手続きを進めて欲しいとの意思表示があった。 A さんの入院に向けた対応で適切なのはどれか。
正答3