第105回 保健師国家試験 午前問53
人口8万人のA市。
定年が近い世代が多く居住しており、高齢化率は25%、要介護認定率17%、夜間人口が昼間人口に比べて高い。
平成28年(2016年)の特定健康診査の実施率は45%、特定保健指導の対象者割合は20%であり、対象者には中性脂肪高値、次いで空腹時血糖高値を示す人が多い。
特定保健指導対象者は増加傾向であるが、終了者はむしろ減少している。
そこで、次年度から生活習慣病の重症化予防を目標に掲げ、重点的に取り組む計画である。
A 市では年々医療費が増大傾向にある。
そのことを踏まえて、次年度から5か年の目標を設定し、生活習慣病の重症化予防のための事業計画を立案することになった。
目標として設定する指標で最も優先されるのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
生活習慣病の重症化予防事業計画において最も優先される目標指標は「人工透析の新規導入者数」である。
医療費増大の主因となる慢性腎臓病(糖尿病性腎症)による人工透析導入は一人当たり医療費が年間500万円超に及ぶため、その新規導入者数の削減は重症化予防の直接的な成果指標となる。
定期的運動実施者数や特定健診受診者数は過程指標、がん死亡者数や要介護認定者数は対象疾患が異なるか広すぎて重症化予防の焦点からずれる。まとめて解く
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