第104回 保健師国家試験 午後問109
Aさん(14歳、女子、中学2年生)は、両親と弟(2歳)との4人暮らし。
中学校入学直後からクラスになじめず、無気力な様子がみられ、1年生の3学期から不登校になっている。
学級担任と養護教諭は定期的に家庭訪問を行い、Aさんと母親の気持ちを聞き状況把握に努めた。
Aさんは教室には入りづらいが、学校に行くことにはそれほど抵抗はないようだった。
2年生の2学期になって「保健室なら行けそう」という言葉が聞かれるようになった。
そこで、中学校の校内委員会でAさんの保健室登校について話し合うこととなった。
保健室登校を開始するにあたり、養護教諭が他の職員とともに確認する事項で適切でないのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「保健室登校を終了する期日が設定されていること」が正しい(適切でない項目を選ぶ)。
保健室登校は不登校児童生徒の段階的な学校復帰を支える柔軟な制度で、本人の状態に応じて期間を弾力的に運用するため、事前に終了期日を設定することは不適切。
選択肢1の支援体制、2の保護者協力、3の全教職員の共通理解は学校保健安全法・生徒指導提要に基づく適切な準備事項。
養護教諭の役割は校内のチーム支援を調整するコーディネーターで、画一的な期限設定ではなく個別最適化が原則。
不登校児童生徒の支援は、教育機会確保法に基づき多様な学びの場を保障し、復帰を急がない原則が国として確認された。まとめて解く
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