第104回 保健師国家試験 午後問93
Aさん(35歳、女性、無職)。
夫(37歳、会社員)と幼稚園に通う長男(5歳)との3人暮らし。
半年前から倦怠感および不眠症状のため近所の心療内科に通院しており、境界性パーソナリティ障害と診断されている。
Aさんの体調が悪いときは、夫が家事や長男の世話をしているが、仕事で帰宅時間が遅いため十分に行えていない。
最近はAさんと夫が口論することも増え、夫はAさんとの接触を避けるようになった。
また、Aさんは人付き合いが苦手で近隣との関係が悪く、Aさんの両親や親戚との交流もない。
A さんへの支援のため、担当保健師は関係者を集めて会議を開催することにした。
初回の会議に招集するメンバーで優先度が低いのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「精神保健福祉センターの職員」が正しい。
ネグレクト懸念事例の関係者会議では、市保健師・主治医・児童相談所・幼稚園職員が中核で、優先度は精神保健福祉センター職員が相対的に低い。
精神保健福祉センターは技術的支援・教育研修を担う2次的支援機関で、市町村レベルでの初動には主治医・児童相談所等の方が優先される。
児童福祉法に基づく要保護児童対策地域協議会の構成、児童虐待防止法の通告・連携のしくみを押さえる。
個別ケース検討会議のメンバー選定の原則は「直接関与者を中心に最小限で開始」である。
要保護児童対策地域協議会の構成員は学校・福祉・医療・警察・司法等の多機関で、個人情報の共有が法的に担保されている。まとめて解く
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