次のうち、虐待が子どもに与える影響に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 愛情不足により成長ホルモンが抑えられた結果、成長不全を呈することがあり、一時保護された後も大幅に身長が伸びたり、体重が増えたりすることはない。
B 子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうことは、子どもに対する心理的虐待に該当し、子どもにとって心的外傷となり得る。
C 虐待が子どもの知的発達を阻害することはない。
D 大人の欲求を読み取って先取りした行動をとったり、大人びた行動をとったりすることがある。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:×/B:○/C:×/D:○)です。
Aは×で、被虐待児が一時保護など安全な環境に置かれると、それまで抑制されていた成長ホルモンが回復し身長・体重が増加することが知られています(キャッチアップ成長)。
Bは○で、面前DVは子どもに対する心理的虐待に該当し、トラウマとなり得ます。
Cは×で、虐待はストレス・ネグレクト・愛着障害を通じて認知・言語・情緒発達を含む知的発達を阻害することが確認されています。
Dは○で、虐待を受けた子どもは養育者の感情を先読みして行動する過警戒(過剰適応)がみられることがあります。