次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
S児童養護施設で実習をしている実習生Yさん(20 歳、女性)は、6か月前に入所したKちゃん(5歳、女児)がお風呂から出た後、Kちゃんの髪をドライヤーで乾かしていた。
すると、Kちゃんが「お姉さんは私が何でここにいるか知ってる?」と聞いてきた。
Yさんが「Kちゃんがここにいる理由?Kちゃんは知っているのでしょう?」と聞くと、「わかんない。だって急にここに来たんだよ。誰も私がどうして来たのか教えてくれないんだよ」と答えた。
【設問】
次のうち、Yさんがとるべき対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答2
解説
正解は選択肢2。
実習生Yさんの立場として、子どもが自分の入所理由を知らないという重大な情報を一実習生が独断で対応することはできない。
施設では「子ども自身が自分の生い立ちや状況を知る権利(アドボカシー・ライフストーリーワーク)」を保障する仕組みが重要であり、実習の振り返りの場で実習指導者にその方針を確認することが最も適切な対応である。
選択肢1・4は誤った情報や根拠のない約束を与えること、選択肢5は実習生が独断で記録を閲覧し告知することはいずれも不適切。