次のうち、日本における保育の歴史に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 1876(明治9)年、幼稚園が創設されると同時に保姆資格が法律で規定された。
B 1890(明治 23)年に赤沢鍾美が創設した新潟静修学校では、子守をしながら通う生徒のために次第に乳幼児を別室で預かるようになり、これがのちの保育事業へと発展した。
C 1900(明治 33)年、経済的に恵まれない家庭の子どもたちのために野口幽香と森島峰の二人が二葉幼稚園を創設した。
D 1947(昭和 22)年、幼児教育への期待が高まり、幼稚園に関する最初の独立した法律である「幼稚園令」が制定された。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:×/B:○/C:○/D:×)。
Aは×:1876年に東京女子師範学校附属幼稚園が創設されたが、保姆の資格が法令で規定されたのは1926(大正15)年の「幼稚園令」など後年のことであり、幼稚園創設と同時ではない。
Bは○:赤沢鍾美が1890年に創設した新潟静修学校で、子守をしながら通う生徒の乳幼児を別室で預かるようになったのが保育事業の萌芽とされる(赤沢の名前・年・地)。
Cは○:1900年に野口幽香と森島峰が東京で二葉幼稚園を創設し、貧しい家庭の子どもたちを受け入れた。
Dは×:「幼稚園令」は1926(大正15)年に制定されており、1947年ではない。
1947年は児童福祉法の制定年である。