次のうち、注意欠如多動症(ADHD)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 動きの多さ(多動)は必ずみられる症状である。
B 自閉スペクトラム症(ASD)の症状があるケースは除外される。
C 成人期には多動傾向は軽減し、不注意症状が優性となり、男女の比率も小児期に比べると差異が少なくなる。
D WISC などの発達検査はアセスメントをする上で補助的ツールとしての意味がある。
E 聴覚などの感覚過敏を必ず伴う。
(組み合わせ)
正答4
解説
正解は選択肢4(A:×/B:×/C:○/D:○/E:×)です。
A:ADHDの診断基準は不注意・多動性・衝動性だが、多動が目立たない「不注意優勢型」も存在するため「必ずみられる」は誤り(×)。
B:DSM-5ではASDとADHDの併存診断が認められており、除外しない(×)。
C:成人期になると多動は目立ちにくくなり不注意が前景化し、男女差も縮小する(○)。
D:WISCは発達の偏りをアセスメントする補助ツールとして有用(○)。
E:感覚過敏はASDとの併存や特性によりみられることがあるが、ADHDの必須症状ではない(×)。