次のA〜Eのうち、「親になることの発達」について幼児期までの子どもをもつ親を対象とした研究成果の記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 親たちは自分の思い通りにならず、時には自分の理解を超えた子どもという存在と関わることにより、考え方が柔軟になった。
B 親になることによって、自分を抑制したり、自己主張したりする自己制御ができるようになった。
C 自分の子どもに関心が集中し、親自身の視野が狭くなった。
D 親は自分自身をなくてはならない存在だと感じ、生きている張りが増した。
E 子どものためには、親がすべてを犠牲にするべきであると考えるようになった。
(組み合わせ)
正答1
解説
正答は選択肢1(A:○/B:○/C:×/D:○/E:×)です。
親になる経験により考え方が柔軟になる(A:○)、自己制御能力が育まれる(B:○)、生きがいが増す(D:○)という変化が研究で示されています。
一方、この研究では逆に「視野のひろがり」が親としての発達の一側面として示されており、子どもへの関心が集中して視野が狭くなるという記述は当てはまらず(C:×)、「すべてを犠牲にすべき」という考えも研究成果としては適切でない(E:×)。
親としての発達は自己の成長を伴うプロセスと捉えられています。