次のA〜Dのうち、反応性愛着障害および脱抑制型対人交流障害についての記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A この2つの障害は、重度の社会的・心理的ネグレクト(里親を転々とするなどを含む)がなく、身体的虐待のみがある場合にも起こりうる。
B 反応性愛着障害を持つ子どもの行動上の特徴は、見知らぬ人を含む誰にでも見境なく接近し、接触する無差別的社交性である。
C 反応性愛着障害を持つ子どものほとんどが、特定の養育者に愛着していることが明確である。
D 脱抑制型対人交流障害は、環境が改善すればその症状はほとんど消失する。
(組み合わせ)
正答5
解説
正解は全て×の選択肢5です。
Aは誤りで、反応性愛着障害および脱抑制型対人交流障害は、身体的虐待だけでなく重度の社会的・心理的ネグレクト(養育者の不在・不安定な養育環境)が原因となります。
Bは誤りで、設問の「誰にでも見境なく接近する無差別的社交性」は脱抑制型対人交流障害の特徴であり、反応性愛着障害の特徴ではありません。
Cは誤りで、反応性愛着障害の子どもは特定の養育者への愛着が形成されていないことが中核的特徴です。
Dは誤りで、脱抑制型対人交流障害は環境が改善されても症状が持続しやすく、反応性愛着障害と比較して改善しにくい特徴があります。