次の文は、学童期の仲間関係についての記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 仲間は、観察学習のモデルとして相互に影響を及ぼし合う存在である。
B 学童期の初めでは特に、学級内での役割分担が仲間形成の要因になりやすい。
C 学童期の初めには、閉鎖性の強いギャング・グループが生まれやすい。
D 学童期の終わり頃になると、興味・関心や価値観などの内面的な特性による結びつきが強くなる。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:○/B:×/C:×/D:○)。
Aは○で、仲間はバンデューラの観察学習(モデリング)のモデルとして相互に影響を与え合う。
Bが×の理由は、学童期初期の仲間形成の要因は役割分担よりも近接性や外見的特徴の類似性が中心で、役割分担による結びつきは後から生じる。
Cが×の理由は、閉鎖性の強いギャング・グループ(徒党集団)が生まれやすいのは学童期の初期ではなく中期(9〜12歳頃)である。
Dは○で、学童期後期には内面的な特性による結びつきが強まる。