次の文は、人の発達の様相についての記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 発達は、遺伝要因と環境要因との相互作用によって規定される。
B 発達の速度には個人差があり、また、発達の順序や経路には文化差があり得る。
C 発達における量的変化とは、増大や機能の向上だけでなく、衰退や機能の低下も含まれる。
D 発達には、ある時期を過ぎると学習が難しくなる現象がみられ、そのような時期について、人では臨界期とよばれる。
(組み合わせ)
正答1
解説
正答は選択肢1(A:○ B:○ C:○ D:×)。
A:発達が遺伝と環境の相互作用で規定されるのは現代発達心理学の基本命題。
B:発達の速度に個人差があり、順序・経路に文化差があり得るとする見方は妥当。
C:量的変化とは増減・増大・低下を含む数量的変化のことであり正しい。
D:人では感受性期(sensitive period)と呼ぶことが多く、動物実験由来の「臨界期(critical period)」という厳密な表現は当てはまらないため×。