次の文は、わが国の社会福祉の基本的な考え方に関する記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 社会福祉は制度として誕生したものであり、自発的な行為の中には存在しなかった。
B 福祉サービス利用者の自立生活の支援は、福祉サービスの基本的理念とされている。
C 人間の幸福追求について、国が立法や福祉政策によって関与することはない。
D 国は、生存権を保障するため、最低限度の生活に関する基準を示している。
(組み合わせ)
正答4
解説
正答は選択肢4(A:×/B:○/C:×/D:○)。
Aは×:社会福祉は制度としてだけでなく、自発的な慈善活動・ボランティア・相互扶助など自発的行為の中にも存在してきた。
Cは×:憲法第25条の生存権保障のほか、教育・労働などに関する法律や福祉政策により国は人の幸福追求に深く関与している。
Bは○:社会福祉法第3条で「福祉サービスは、個人の尊厳の保持を旨とし…自立した日常生活を営むことができるように支援するものとして、良質かつ適切なものでなければならない」と規定されている。
Dは○:憲法第25条を受け生活保護法等で最低生活基準(最低生活費の認定基準)が示されている。