正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
保育所や学校で、言語聴覚士がどのような立場で関わるのかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 保育所の巡回相談では、言語聴覚士が保育士に対して子どもの見立てや関わり方を助言します。
これはコンサルテーションにあたり、記述は正しいです。
2:× 特別支援教育では、言語聴覚士が外部専門家として委嘱され、学校に助言することがあります。
記述は正しいです。
3:○ 特別支援教育の「個別の指導計画」は、学校の教員が作成するものです。
言語聴覚士は助言を通じて作成に協力しますが、作成するのは言語聴覚士の業務ではありません。
そのため、この記述は誤りです。
4:× 学校での合理的配慮について、言語聴覚士は専門的な立場から助言できます。
記述は正しいです。
5:× 早期から支援する場合、保護者は障害の受け止めに揺れていることが多いです。
そのため、保護者の気持ちに寄り添うカウンセリング的な視点が必要であり、記述は正しいです。
【ポイント】
「個別の指導計画」と、関係機関が連携して長期的に支える「個別の教育支援計画」は、どちらも学校が作成します。
【用語】
コンサルテーション:専門家が他の職種の人に、対象者への関わり方などを助言し、課題解決を支援することである。
巡回相談:専門家が保育所や学校を訪れ、子どもの様子を見て支援の方法を助言する事業である。
特別支援教室:通常の学級に在籍する児童が、一部の時間に障害に応じた指導を受けるための教室である。
個別の指導計画:一人ひとりの教育的ニーズに合わせ、指導目標や内容、方法を具体的に定める計画である。
合理的配慮:障害のある人が他の人と平等に活動できるよう、負担が過重でない範囲で行う調整や変更である。