正答3
解説
正解は3です。
大脳皮質の脳回の位置関係を問う問題です。
中心溝より後方の脳回を、前から後ろへ順に並べて考えます。
【選択肢別解説】
1:× 角回は頭頂葉の下部にあり、上側頭溝の後端を取り囲む脳回です。
後方に位置しますが、後頭葉には及びません。
2:× 縁上回は角回の前方にあり、外側溝の後端を取り囲む脳回です。
角回より前に位置します。
3:○ 紡錘状回は大脳の底面にあり、側頭葉の下面から後頭葉にまで前後に長く伸びる脳回です。
後端が後頭葉に達するため、選択肢の中で最も後方まで位置します。
顔の認知(相貌認知)に重要な部位です。
4:× 中心後回は中心溝のすぐ後ろにある一次体性感覚野です。
頭頂葉の最も前方に位置します。
5:× 横側頭回(ヘシュル回)は、外側溝の奥の側頭葉上面にある一次聴覚野です。
側頭葉の比較的前方に位置します。
【ポイント】
縁上回と角回は左半球で読み書きや言語に関わり、紡錘状回は相貌認知や文字の形の認知に関わります。
【用語】
角回:頭頂葉の下部にある脳回で、読み書きや計算などの高次機能に関わる。
縁上回:頭頂葉の下部にあり、外側溝の後端を囲む脳回である。
紡錘状回:側頭葉から後頭葉の底面にある脳回で、顔や文字の認知に関わる。
中心後回:中心溝のすぐ後ろにある頭頂葉の脳回で、一次体性感覚野にあたる。
横側頭回:ヘシュル回ともいい、側頭葉上面の外側溝の奥にあって一次聴覚野にあたる脳回である。