正解を3つ選んでください。
正答2・3・4
解説
正解は2と3と4です。
認知療法では、気分の落ち込みなどにつながる偏った考え方を「認知の歪み」と呼びます。
ベックやバーンズが挙げた代表的な認知の歪みを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 投影は認知の歪みではなく、精神分析でいう防衛機制です。
自分の受け入れがたい感情や欲求を、他人のものとみなす心の働きです。
2:○ 個人化は認知の歪みです。
自分に関係のない出来事まで、自分のせいだと考えてしまうことです。
3:○ 恣意的推論は認知の歪みです。
十分な根拠がないのに、否定的な結論を決めつけてしまうことです。
4:○ 誇張と矮小化(拡大解釈と過小評価)は認知の歪みです。
失敗を実際より大きく、成功を実際より小さく評価してしまうことです。
5:× 集合的無意識は認知の歪みではなく、ユングの分析心理学の概念です。
人類に共通する、個人を超えた無意識の層を指します。
【ポイント】
認知の歪みには、ほかに全か無か思考・過度の一般化・選択的抽出・べき思考・レッテル貼りなどがあります。
【用語】
認知の歪み:気分の落ち込みなどにつながる、偏った物事のとらえ方を指す。
個人化:自分に関係のない出来事まで、自分のせいだと考えてしまう認知の歪みである。
恣意的推論:十分な根拠がないのに、否定的な結論を決めつけてしまう認知の歪みである。
集合的無意識:ユングが唱えた、人類に共通する個人を超えた無意識の層である。
投影:自分が受け入れがたい感情や欲求を、他人のものとみなす防衛機制である。