正答1
解説
正解は1です。
この問題は計算の課題が「ない」検査を選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:○ SALA失語症検査には計算の課題がありません。
認知神経心理学的なモデルに基づき、語や文の理解・産生・復唱・音読・書取の処理を調べる検査です。
2:× WAB失語症検査には計算の課題があります。
失語症の検査項目に加えて、行為・構成・計算などの非言語項目を含みます。
3:× 標準失語症検査(SLTA)には計算の課題があります。
26の下位検査の最後が計算です。
4:× 標準失語症検査補助テスト(SLTA-ST)には計算の課題があります。
金額や時間の計算の課題が含まれています。
5:× 実用コミュニケーション能力検査(CADL)には計算の課題があります。
買い物の場面で、おつりなどお金の計算を行う課題があります。
【ポイント】
CADLは日常生活場面を模して実用的なコミュニケーション能力を評価する検査です。
SALAは障害されている処理過程を特定するための検査として用いられます。
【用語】
SALA失語症検査:認知神経心理学のモデルにもとづき、失語症の症状の原因を詳しく調べる検査である。
WAB失語症検査:ウェスタン失語症総合検査の日本語版で、言語項目に加え行為や構成などの非言語項目も含む検査である。
標準失語症検査(SLTA):聴く、話す、読む、書く、計算の各側面を調べる日本の代表的な失語症検査である。
実用コミュニケーション能力検査(CADL):日常の場面を想定して、実際のコミュニケーション能力を調べる検査である。