正解を3つ選んでください。
正答2・3・4
解説
正解は2と3と4です。
ロジャーズは来談者中心療法を提唱し、クライエントが変化するための治療者の態度条件を示しました。
その中心が、無条件の肯定的関心・共感的理解・純粋性(自己一致)の3つです。
【選択肢別解説】
1:× 実証性を重視する姿勢はロジャーズの3条件ではありません。
科学的な検証を重んじるのは、行動療法などの立場の特徴です。
2:○ 無条件の肯定的関心は3条件の一つです。
クライエントを評価せず、ありのままに尊重して受け入れる態度です。
3:○ 共感的理解は3条件の一つです。
クライエントの内的な世界を、あたかも自分のことのように感じ取って理解する態度です。
4:○ 純粋性は3条件の一つです。
治療者が自分を偽らず、感じていることと態度が一致している状態で、自己一致とも呼ばれます。
5:× 外向性はロジャーズの3条件ではありません。
外向性はユングやアイゼンクの性格理論で用いられる性格の特性です。
【ポイント】
来談者中心療法は非指示的に関わり、クライエント自身の成長する力を信頼する点が特徴です。
3条件は「受容・共感・自己一致」と短く覚えると便利です。
【用語】
来談者中心療法:クライエントの力を信じ、治療者の態度を重んじて成長を促す、ロジャーズの心理療法である。
無条件の肯定的関心:相手を評価や条件で判断せず、ありのままに尊重して受け入れる態度である。
共感的理解:相手の気持ちを、あたかも自分のことのように感じ取って理解しようとする態度である。
純粋性:治療者が自分の感情を偽らず、ありのままで接する態度で、自己一致とも呼ぶ。