正答5
解説
認知症のタイプとその症状に関する知識を問うものです。
特に、「財布を盗まれたに違いない」といった事実でないことを確信する症状、つまり妄想が高頻度に見られる認知症のタイプを選ぶ問題です。
アルツハイマー型認知症
記憶障害を主症状とする認知症で、進行するとともに妄想や幻覚といった精神症状が現れることがあります。
特に、物を盗まれたという被害妄想はアルツハイマー型認知症の患者に比較的よく見られる症状です。
レビー小体型認知症
幻視や妄想が見られることがありますが、特徴的なのは幻視であり、妄想はアルツハイマー型ほど頻繁ではありません。
血管性認知症
脳血管障害によって生じる認知症で、症状は多様ですが、妄想はアルツハイマー型ほど一般的ではありません。
進行性核上性麻痺
運動障害を主症状とする神経変性疾患であり、認知症状も現れることがありますが、妄想が主症状として高頻度に見られるわけではありません。
皮質基底核症候群
パーキンソン症状、筋肉の強直、ミオクローヌス、失行などが見られる。
進行すると認知症を呈するようになる。