正答5
解説
正解は5です。
骨格筋は、遅く収縮して疲れにくい赤筋(遅筋、タイプI線維)と、速く収縮して疲れやすい白筋(速筋、タイプII線維)に分けられます。
赤筋は酸素を使う有酸素代謝が中心です。
【選択肢別解説】
1:× 赤筋の収縮速度は遅いです。
収縮速度が速いのは白筋の特徴です。
2:× 赤筋は疲労しにくい筋です。
ミトコンドリアが多く有酸素代謝でエネルギーを作り続けられるためです。
3:× グリコーゲン含量が多いのは白筋です。
白筋は解糖系で素早くエネルギーを得るため、グリコーゲンを多く蓄えます。
4:× 赤筋はミオグロビン含量が多い筋です。
赤い色はミオグロビンによるもので、少ないのは白筋です。
5:○ 赤筋は姿勢を保つ抗重力筋に多く含まれます。
ヒラメ筋や脊柱起立筋のように持続的に働く筋は、疲れにくい赤筋が主体です。
【ポイント】
赤筋は「遅い・疲れにくい・ミオグロビンとミトコンドリアが多い・姿勢保持」です。
白筋はその反対で「速い・疲れやすい・グリコーゲンが多い」と対比して覚えます。
【用語】
赤筋:ミオグロビンとミトコンドリアが豊富で、ゆっくり収縮し疲れにくい筋線維である。
白筋:速く強く収縮できるが疲れやすく、グリコーゲンを多く蓄えた筋線維である。
ミオグロビン:筋肉内で酸素を蓄えるたんぱく質で、赤筋の赤い色のもとである。
抗重力筋:重力に逆らって姿勢を保つために働く筋の総称である。