正答3
解説
正解は3です。
注意障害へのアプローチには、環境調整、直接的訓練、外的方略、内的方略、障害認識への働きかけがあります。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
テレビを消す、机の上を片づけるなど、気が散る刺激を取り除くことは環境調整に当たります。
2:× 正しい組み合わせです。
抹消課題などの注意課題を反復して練習することは直接的訓練に当たります。
3:○ 誤った組み合わせです。
間隔伸張法は、思い出すまでの間隔を少しずつ延ばして覚えさせる記憶障害の訓練法です。
注意障害の外的方略ではなく、外的方略にはメモやチェックリスト、タイマーなどの利用が当たります。
4:× 正しい組み合わせです。
「次は〇〇をする」と自分に言い聞かせながら行動する自己教示法は、内的方略に当たります。
5:× 正しい組み合わせです。
起こりやすいミスを具体的に説明して自覚を促すことは、障害認識への働きかけに当たります。
【ポイント】
間隔伸張法と誤りなし学習は、記憶障害に対する代表的な訓練法です。
注意障害の方略と混同しないようにしましょう。
【用語】
外的方略:メモやタイマーなど、周囲の道具や環境を使って障害を補う方法である。
内的方略:自分自身に言い聞かせるなど、頭の中の工夫によって障害を補う方法である。
間隔伸張法:思い出すまでの間隔を少しずつ延ばしながら、情報を覚えさせる記憶の訓練法である。
自己教示法:自分自身に言葉で指示を出しながら行動を進める方法である。
環境調整:本人が課題に取り組みやすいように、周囲の環境を整えることである。