正答4
解説
正解は4です。
大脳白質の線維は、同じ半球内を結ぶ連合線維、左右の半球を結ぶ交連線維、大脳と下位中枢を結ぶ投射線維に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 上縦束は同じ半球内の前頭葉と頭頂葉・側頭葉を結ぶ連合線維です。
2:× 下縦束は同じ半球内の後頭葉と側頭葉を結ぶ連合線維です。
3:× 弓状束はウェルニッケ野とブローカ野を結ぶ連合線維です。
損傷すると伝導失語が起こるとされます。
4:○ 脳梁は左右の大脳半球を結ぶ最大の交連線維です。
5:× 内包は大脳皮質と脳幹・脊髄を結ぶ投射線維の通り道です。
錐体路などが通ります。
【ポイント】
交連線維には脳梁のほか前交連もあります。
脳梁の損傷では左手の失行や左手の触覚性呼称障害などの離断症状が出ます。
【用語】
脳梁:左右の大脳半球をつなぐ、最も大きな神経線維の束である。
上縦束:同じ側の大脳半球の中で前頭葉と頭頂葉や側頭葉などを結ぶ連合線維の束である。
下縦束:同じ側の大脳半球の中で後頭葉と側頭葉を結ぶ連合線維の束である。
弓状束:同じ側の大脳半球の中で、ブローカ野とウェルニッケ野を結ぶ線維の束である。
内包:大脳皮質と脳幹や脊髄をつなぐ神経線維が集まって通る、白質の領域である。