正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
前庭神経は上前庭神経と下前庭神経に分かれ、それぞれ担当する耳石器と半規管が決まっています。
【選択肢別解説】
1:○ 卵形嚢は上前庭神経に支配されます。
2:○ 球形嚢は下前庭神経に支配されます。
3:× 後半規管を支配するのは上前庭神経ではなく下前庭神経です。
4:× 前半規管を支配するのは下前庭神経ではなく上前庭神経です。
5:○ 外側半規管は上前庭神経に支配されます。
【ポイント】
上前庭神経は前半規管・外側半規管・卵形嚢を、下前庭神経は後半規管・球形嚢を支配します。
前庭誘発筋電位検査(VEMP)で、頸部記録(cVEMP)は球形嚢と下前庭神経を、眼部記録(oVEMP)は卵形嚢と上前庭神経を反映するという知識につながります。
【用語】
卵形嚢:内耳の前庭にある耳石器の一つで、水平方向の直線加速度や頭の傾きを感じ取る器官である。
球形嚢:内耳の前庭にある耳石器の一つで、主に垂直方向の直線加速度を感じ取る器官である。
上前庭神経:前庭神経の枝の一つで、前半規管・外側半規管・卵形嚢からの情報を伝える。
下前庭神経:前庭神経の枝の一つで、後半規管と球形嚢からの情報を伝える。
半規管:内耳にある3つの輪状の管で、頭の回転運動を感じ取る平衡感覚の器官である。