正答3
解説
第1第2鰓弓症候群
鰓弓とは妊娠初期の胎児にできてくる隆起で、顔や首の部分のさまざまな器官(特に筋肉と骨)を作るもととなるものです。
鰓弓は顔の上の方から順番に第1から第6まであります。
このうち第1鰓弓と第2鰓弓は下あご、口、耳などを作るもとなります。
この第1鰓弓と第2鰓弓になんらかの障害が発生した結果、下あご、口、耳などに形態異常をきたした状態が第1第2鰓弓症候群です。
片方だけに症状がある場合が多く、その結果顔が左右非対称になってしまいます。
第1と第2鰓弓からは下あごや耳、頬の筋肉ができあがるため症状としては、①下あごが片側のみ小さい、②あごの関節の動きが悪い、③小耳症・副耳などの耳の変形、④聴力の問題、⑤片側の顔面神経麻痺、といったことがあげられますが、その程度は様々です。