正答1
解説
正解は1です。
視覚と聴覚の両方に障害がある状態を盲ろう(視覚聴覚二重障害)といいます。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
身体障害者福祉法には「盲ろう」という独立した障害の定義はありません。
視覚障害と聴覚障害がそれぞれ別に認定されています。
2:× 正しい記述です。
触手話は、話し手の手話に受け手が手を触れて読み取る方法で、盲ろう者の主なコミュニケーション手段の1つです。
3:× 正しい記述です。
糖尿病は、糖尿病網膜症による視覚障害を起こし、難聴を伴うこともあるため、視覚聴覚二重障害の原因になります。
4:× 正しい記述です。
全国盲ろう者協会の2012年度の調査で、我が国の盲ろう者数は約14,000人と推計されています。
5:× 正しい記述です。
アッシャー症候群は、先天性の感音難聴に網膜色素変性症による視覚障害が加わる遺伝性疾患で、盲ろうの代表的な原因です。
【ポイント】
盲ろう者のコミュニケーション手段には、触手話、指点字、手書き文字、音声(拡大文字との併用)などがあり、障害の程度や経過によって異なります。
盲ろうは法律上の独立した障害区分がないため、支援の制度づくりが課題とされています。
【用語】
視覚聴覚二重障害:視覚と聴覚の両方に障害がある状態で、盲ろうとも呼ばれる。
触手話:手話をする人の手に触れて、その動きを触覚で読み取るコミュニケーション方法である。
アッシャー症候群:遺伝性の難聴に、網膜色素変性症による視覚障害を伴う疾患である。
身体障害者福祉法:身体に障害のある人の自立と社会参加を支援するための法律である。