正答5
解説
正解は5です。
平均発話長(MLU)は、子どもの発話1つあたりの長さの平均で、文法発達の指標です。
ブラウンが提唱し、形態素を単位として数えます。
【選択肢別解説】
1:× 語は標準的なMLUの算出単位ではありません。
語の数では、活用語尾や助詞などの文法的な要素の発達を十分に反映できません。
2:× 音素は発音の最小単位です。
発話の文法的な長さを表す単位としては用いません。
3:× 音節は音の単位です。
同じ意味の語でも音節数は大きく異なるため、文法発達の指標には向きません。
4:× 文節は日本語の文の区切りの単位です。
一般的なMLUの算出単位ではありません。
5:○ 形態素が正解です。
形態素は意味をもつ最小の単位で、語幹や活用語尾、助詞などを数えることで文法の発達を反映できます。
MLUは総形態素数を発話数で割って求めます。
【ポイント】
ブラウンはMLUによって言語発達をいくつかの段階に区分しました。
発達初期には、MLUは年齢よりも言語発達の程度をよく反映するとされます。
【用語】
平均発話長(MLU):子どもの発話1つあたりの平均的な長さで、言語発達を示す指標である。
形態素:意味をもつ最小の言語単位で、語をさらに分けた単位である。
文節:文を、意味や発音の不自然さがない範囲で区切った小さなまとまりである。
音素:意味を区別する働きをもつ、言語の音の最小の単位である。