正答4
解説
正解は4です。
代表的な膠原病と、その特徴的な症状の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
関節リウマチでは多発性の関節炎が続き、尺側偏位やスワンネック変形などの関節変形をきたします。
2:× 正しい組合せです。
全身性エリテマトーデスでは、両頬から鼻背にかけて蝶が羽を広げた形の紅斑がみられます。
3:× 正しい組合せです。
強皮症では、寒冷刺激で指先が白から紫、赤へと色調変化するレイノー症状がよくみられます。
4:○ 誤った組合せです。
ドライマウス(口腔乾燥)はシェーグレン症候群の代表的な症状です。
結節性多発動脈炎では、発熱や体重減少、高血圧、多発性単神経炎などがみられます。
5:× 正しい組合せです。
皮膚筋炎では、上まぶたが紫紅色に腫れるヘリオトロープ疹が特徴的です。
【ポイント】
ドライマウスとドライアイの組合せはシェーグレン症候群、と結びつけて覚えます。
皮膚筋炎や強皮症では嚥下障害を伴うことがあり、言語聴覚士の評価対象にもなります。
【用語】
膠原病:全身の結合組織や血管に炎症が起こる、自己免疫の関与する疾患群の総称である。
ドライマウス:唾液の分泌が減って口の中が乾燥する状態で、シェーグレン症候群などでみられる。
ヘリオトロープ疹:皮膚筋炎に特徴的な、上まぶたにみられる紫紅色の発疹である。
レイノー症状:寒冷などで手指の血管が収縮し、指先が白や紫に変色する現象である。