正答3
解説
正解は3です。
認知症への非薬物的アプローチには、現実見当識の強化、回想、環境の調整などがあります。
この問題は使われることが少ないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× リアリティ・オリエンテーションは認知症によく使われます。
日時や場所などの情報を繰り返し伝え、見当識を補う方法です。
2:× 社会資源の利用は認知症のアプローチとして重要です。
介護保険サービスなどで本人と家族を支えます。
3:○ 間隔伸張法は使われることが少ない方法とされます。
思い出す間隔を少しずつ延ばして記憶を定着させる方法で、主に健忘症候群などの記憶障害に対して用いられます。
4:× 環境調整は認知症によく使われます。
混乱を減らすよう、住環境や日課を分かりやすく整えます。
5:× 回想法は認知症によく使われます。
昔の思い出を語り合うことで、情動の安定や対人交流を促します。
【ポイント】
認知症のケアでは、本人の残った能力を生かし、環境や関わり方を調整することが基本です。
間隔伸張法は記憶の訓練技法として、誤りなし学習とともに覚えます。
【用語】
リアリティ・オリエンテーション:日付や場所などの情報を繰り返し伝え、見当識を補う働きかけである。
間隔伸張法:思い出す間隔を少しずつ延ばして、記憶を定着させる訓練法である。
回想法:昔の思い出を語り合うことで、情動の安定や交流を促す心理的な働きかけである。
環境調整:住環境や日課を整え、混乱を減らして過ごしやすくする対応である。
社会資源:介護保険サービスなど、生活を支える制度や施設、人的な支援の総称である。