正答4
解説
正解は4です。
この問題はうつ病の症状でないものを選ぶので、○ が答え(うつ病の症状ではないもの)です。
うつ病では、抑うつ気分や興味の喪失に加え、睡眠や食欲などの身体症状がみられます。
うつ病でみられる妄想は、自分を過小に評価する内容が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠障害はうつ病の症状です。
特に早朝覚醒などの不眠が多くみられます。
2:× 抑うつ気分はうつ病の中核症状です。
1日中気分が沈む状態が続きます。
3:× 食欲減退はうつ病の症状です。
体重減少を伴うこともあります。
4:○ 誇大妄想はうつ病の症状ではありません。
自分を実際より偉大だと思い込む誇大妄想は、躁状態でみられます。
5:× 自殺念慮はうつ病の重要な症状です。
重症度の評価と自殺予防の観点から必ず確認します。
【ポイント】
うつ病の妄想は微小妄想と呼ばれ、罪業妄想、貧困妄想、心気妄想が代表です。
躁状態の誇大妄想と対にして覚えます。
【用語】
うつ病:抑うつ気分や意欲の低下が続き、睡眠や食欲などの身体面にも変化がみられる気分障害である。
誇大妄想:自分を実際より偉大な存在だと思い込む妄想で、躁状態でみられる。
自殺念慮:死にたい、いなくなりたいと考える気持ちを指し、うつ病で重要な症状である。
睡眠障害:寝つけない、途中で目が覚める、早く目が覚めるなど、眠りに問題が生じる状態である。