正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
スパイロメトリーは、口から出入りする空気の量を記録する肺機能検査です。
最大限に吐き出しても肺に残る空気(残気量)は口から出ないため、測ることができません。
【選択肢別解説】
1:○ 1秒率は測定できます。
努力性肺活量に対する1秒量の割合で、閉塞性換気障害の指標になります。
2:× 換気率はスパイロメトリーで得られる標準的な指標ではありません。
スパイロメトリーの代表的な項目は肺活量、努力性肺活量、1秒量、1秒率などです。
3:× 残気量は測定できません。
残気量はガス希釈法や体プレチスモグラフ法で求めます。
4:○ 肺活量は測定できます。
最大吸気位から最大呼気位まで吐き出せる空気の量で、拘束性換気障害の指標になります。
5:○ 1回換気量は測定できます。
安静時の1回の呼吸で出入りする空気の量です。
【ポイント】
残気量と、それを含む機能的残気量や全肺気量は、スパイロメトリー単独では測れません。
%肺活量80%未満は拘束性、1秒率70%未満は閉塞性換気障害の目安です。
【用語】
スパイロメトリー:口から出入りする空気の量や速さを記録して、肺の換気機能を調べる検査である。
残気量:最大限に息を吐き出しても肺の中に残る空気の量を指す。
1秒率:努力して息を吐いたときの最初の1秒間の量が、全体の量に占める割合である。
肺活量:息を最大限に吸ったあと、ゆっくり最大限に吐き出せる空気の量である。
1回換気量:安静にしているときの1回の呼吸で出入りする空気の量である。