正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
大脳辺縁系は、大脳半球の内側で脳幹を取り囲むように位置する構造の総称です。
情動、記憶、本能行動、自律神経の調節に関わります。
【選択肢別解説】
1:○ 海馬は大脳辺縁系に含まれます。
側頭葉の内側にあり、新しい記憶の形成に重要です。
2:× 脳梁は大脳辺縁系ではありません。
左右の大脳半球を結ぶ交連線維の束です。
3:× 縁上回は大脳辺縁系ではありません。
頭頂葉の下頭頂小葉に属する大脳新皮質で、ブロードマンの40野に当たります。
4:○ 帯状回は大脳辺縁系に含まれます。
脳梁を取り囲むように走る回で、情動や意欲に関わります。
5:○ 扁桃体は大脳辺縁系に含まれます。
側頭葉内側にあり、恐怖などの情動の処理に関わります。
【ポイント】
大脳辺縁系の代表は、海馬、海馬傍回、帯状回、扁桃体、乳頭体などです。
名前に「縁」が付く縁上回は辺縁系ではないので、ひっかけに注意します。
【用語】
大脳辺縁系:大脳半球の内側で脳幹を取り囲む部位の総称で、情動や記憶、本能行動に関わる。
海馬:側頭葉の内側にある構造で、新しい記憶をつくる働きに重要な部位である。
帯状回:脳梁を取り囲むように走る脳回で、大脳辺縁系の一部として情動や意欲に関わる。
扁桃体:側頭葉の内側にあるアーモンド形の神経核で、恐怖などの情動の処理に関わる。
縁上回:頭頂葉の下部にある脳回で、ブロードマンの40野に当たり、言語や行為に関わる。