正答2
解説
正解は2です。
聴覚障害者の聞こえを補う機器や、情報保障の手段の特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
磁気誘導ループシステムは、床などにループ線を敷くだけで設置できるため、既存の建物にも後から敷設できます。
2:○ 誤った組み合わせです。
赤外線補聴システムは赤外線の光で信号を送るため、柱や家具、壁などに遮られると受信できません。
3:× 正しい組み合わせです。
字幕表示システムには、有線接続や専用機器で表示するものなど、無線LAN環境を必要としないものがあります。
4:× 正しい組み合わせです。
FM補聴システムは電波を使うため、近い周波数帯を使う機器が近くにあると混信するおそれがあります。
5:× 正しい組み合わせです。
要約筆記者の養成については、国が定めたカリキュラムがあります。
【ポイント】
赤外線は遮蔽物に弱い反面、壁を通らないため隣の部屋に情報が漏れにくい利点があります。
磁気ループは補聴器のTコイル(誘導コイル)で受信する点も押さえましょう。
【用語】
磁気誘導ループシステム:床に敷いた導線に流した磁気の信号を、補聴器のテレコイルで受け取る聴覚補償の方式である。
赤外線補聴システム:音を赤外線に変えて送り、受信機で再び音に戻して聞かせる方式である。
FM補聴システム:話者の音声をFM電波で補聴器などに直接送って聞かせる方式である。
要約筆記:話の内容を要約して文字にし、聞こえない人に伝える情報保障の手段である。
情報保障:聴覚障害者などが、必要な情報を得られるよう支援することである。