正答3
解説
正解は3です。
日本の医療保険制度と公費負担医療の仕組みを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 公務員は組合健康保険ではなく、各種の共済組合に加入します。
組合健康保険は主に大企業の会社員が加入します。
2:× 75歳以上の後期高齢者は国民健康保険組合ではなく、後期高齢者医療制度に加入します。
3:○ 指定難病の患者は、難病法(難病の患者に対する医療等に関する法律)に基づく医療費助成という公費負担制度を利用できます。
4:× 生活保護の医療扶助は現金給付ではなく、医療サービスそのものを提供する現物給付です。
5:× 通勤途中の傷病は医療保険ではなく、労働者災害補償保険(労災保険)の通勤災害として扱われます。
【ポイント】
業務上・通勤途上の傷病は労災保険、それ以外の傷病は医療保険と区別します。
生活保護の8つの扶助のうち、医療扶助と介護扶助は原則として現物給付です。
【用語】
組合健康保険:大企業などの健康保険組合が運営し、その従業員とその家族が加入する医療保険である。
後期高齢者:75歳以上の高齢者を指す区分で、65〜74歳は前期高齢者と呼ぶ。
指定難病:国が指定した原因不明で治療法が確立していない難病で、医療費の助成制度がある。
医療扶助:生活保護の扶助の一つで、病気やけがの治療を現物で給付する制度である。
現物給付:金銭を渡すのではなく、医療や介護などのサービスそのものを提供する給付の方法である。