正答3
解説
正解は3です。
共通語(東京方言)で、動詞に助動詞「ない」が付いたときのアクセントを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ●○○○○は第1拍だけが高い頭高型の形で、「走らない」のアクセントではありません。
2:× ○●○○○は第2拍の後で下がる形です。
「走らない」では「ら」まで高く保たれるため、一致しません。
3:○ 「走る」は「はし」の「し」に核がある起伏型の動詞(○●○)です。
起伏型の動詞に「ない」が付くと、「ない」の直前の拍に核が移り、「はしら」の「ら」の後で下がるため、○●●○○になります。
4:× ○○○●○は第1拍と第2拍が同じ低さになる形で、東京方言の「第1拍と第2拍は高さが異なる」という規則に反します。
5:× ○●●●○は「な」まで高く保たれる形で、「ない」の直前に核がくる規則に合いません。
【ポイント】
平板型の動詞(例:「笑う」)は「ない」が付いても平板型のままで、「わらわない」は○●●●●になります。
起伏型の動詞(例:「読む」「走る」)は「ない」の直前で下がると覚えましょう。
【用語】
アクセント:語の中で音の高低によって意味や語の区別を示すしくみである。
拍:日本語の音の長さを数える単位で、モーラともいい、仮名一字がほぼ一拍にあたる。
起伏型:語の中に高い拍から低い拍へ下がる箇所があるアクセントの型である。
平板型:語の中に下がり目がなく、後ろに続く助詞まで高いまま発音されるアクセントの型である。
頭高型:第1拍が高く、第2拍から低くなるアクセントの型である。