正答2
解説
正解は2です。
舌骨下筋群とその周辺の筋の神経支配を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 広頸筋は表情筋の一つで、顔面神経の頸枝に支配されます。
2:○ 甲状舌骨筋は、第1頸神経の線維が舌下神経に伴走して届くため、舌下神経支配とされます。
3:× 胸骨舌骨筋は頸神経ワナ(第1から第3頸神経)に支配されます。
4:× 肩甲舌骨筋は頸神経ワナに支配されます。
5:× 胸骨甲状筋は頸神経ワナに支配されます。
【ポイント】
舌骨下筋群4つのうち、甲状舌骨筋だけが舌下神経経由の支配で、残り3つは頸神経ワナ支配です。
舌骨上筋群では、顎舌骨筋と顎二腹筋前腹が三叉神経、茎突舌骨筋と顎二腹筋後腹が顔面神経支配です。
【用語】
舌下神経:第12脳神経で、舌の運動を支配する運動性の神経である。
舌骨上筋群:舌骨より上にあり、舌骨や下顎の動きにかかわる筋の総称である。
舌骨下筋群:舌骨より下にある筋の総称で、舌骨を引き下げる働きをもつ。
広頸筋:頸部の皮下にある薄い筋で、顔面神経の支配を受ける。
頸神経ワナ:上位の頸神経の枝が輪の形につながったもので、舌骨下筋群の多くを支配する。