正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
盲ベースの盲ろう者とは、先に視覚障害があり、後から聴覚障害が加わった人です。
この人は知的発達が正常で、点字を習得していることが多く、成人してから聴力が低下しています。
【選択肢別解説】
1:× 不適切です。
コミュニケーションボードは、文字や絵を指さして伝える道具で、目で見ることが前提です。
また、知的に正常な人には表現できる内容が限られます。
2:○ 適切です。
指点字は、盲ろう者の指を点字タイプライターのキーに見立てて打つ方法です。
点字を身に付けている盲ベースの人は、すぐに使えます。
3:○ 適切です。
成人期に難聴が進行した人は音声言語を身に付けているため、人工内耳で聴覚を補えば音声での会話を取り戻せる可能性があります。
4:× 不適切です。
筆談は書いた文字を目で読む方法なので、視覚障害のある人には使えません。
5:× 不適切です。
発話にサインを添える方法は、相手のサインを目で見て理解することが前提です。
視覚障害がある人には適していません。
【ポイント】
盲ベースの盲ろう者には点字を生かした指点字や点字筆記、ろうベースの盲ろう者には触手話が使われることが多いです。
障害が生じた順序と、習得している言語手段に合わせて方法を選ぶことが大切です。
【用語】
盲ろう者:視覚と聴覚の両方に障害がある人のことで、コミュニケーションに特別な工夫を要する。
盲ベース:盲ろう者のうち、視覚障害が先にあり、あとから聴覚障害が加わった人を指す分類である。
人工内耳:内耳に埋め込んだ電極で、聴神経を電気刺激して音を感じさせる装置である。
コミュニケーションボード:文字や絵を指さして意思を伝える道具で、見えることが前提となる。