正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
ハウリングは、補聴器のスピーカーから出た音が漏れてマイクに再び入り、増幅を繰り返して「ピー」と鳴る現象です。
デジタル補聴器には、これを抑える機能が組み込まれています。
【選択肢別解説】
1:○ 用いられます。
逆位相方式は、ハウリングの原因となる音と逆の位相の信号を加えて打ち消す方法です。
2:○ 用いられます。
周波数シフト方式は、出力する音の周波数をわずかにずらし、音のループが成立しないようにする方法です。
3:× 用いられません。
ノンリニア増幅方式は、小さい音を大きく、大きい音を控えめに増幅する方法です。
補充現象がある感音難聴への対応が目的です。
4:× 用いられません。
パルスノイズサプレッサー機能は、食器の音などの突発的な衝撃音を抑える機能です。
5:× 用いられません。
マルチチャンネル方式は、周波数帯ごとに増幅量などを調整できるようにする方式です。
【ポイント】
ハウリング対策には、耳型(イヤモールド)の密閉性を高めることや利得の調整も基本になります。
デジタル補聴器の各機能が「何を抑えるためのものか」を区別して覚えましょう。
【用語】
ハウリング:補聴器のマイクが増幅された出力音を拾って、ピーという音が発生する現象である。
補充現象:ある音量を超えると、急激に大きく感じられる感音難聴の現象である。
ノンリニア増幅方式:入力音の大きさに応じて増幅量を変え、小さい音は大きく、大きい音は抑える方式である。
マルチチャンネル方式:周波数帯を複数に分けて、帯域ごとに増幅量などを調整する方式である。
逆位相方式:ハウリングの原因となる音と位相が逆の信号を作って加え、互いに打ち消し合わせる方式である。
周波数シフト方式:出力する音の周波数をわずかにずらして、音が回り込んで増幅を繰り返すのを防ぐ方式である。