正答1
解説
正解は1です。
純音とは、ただ1つの周波数成分だけをもつ正弦波の音です。
図の5つのグラフが、それぞれどのような音を表しているかを読み取る問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述です。
横軸が周波数、縦軸が音圧レベルのスペクトルで、約1000Hzの位置に1本だけ線(約60dB)が立っています。
周波数成分が1つだけなので、純音を表します。
2:× 誤りです。
0Hzから10000Hzまで、すべての周波数で約60dBの平らなスペクトルです。
全周波数に均等な成分をもつ白色雑音を表します。
3:× 誤りです。
横軸が時間の波形で、約500msの時点に一瞬だけ振幅が立ち上がっています。
これはパルス(インパルス)であり、多くの周波数成分を含みます。
4:× 誤りです。
横軸が時間の波形で、周期は約2msですが、1周期の中に大小2つの山があります。
正弦波ではないので、複数の周波数成分を含む複合音です。
5:× 誤りです。
横軸が時間、縦軸が周波数の図で、約400Hzと約800Hzの2本の線が続いています。
2つの周波数成分をもつ複合音を表します。
【ポイント】
純音はスペクトルでは1本の線、波形では滑らかな正弦波になります。
周期的な複合音は、基本周波数とその整数倍の成分からなる線スペクトルになります。
【用語】
純音:単一の周波数だけからなる、時間波形が正弦波になる音である。
白色雑音:すべての周波数に同じ強さの成分を含む、ザーッと聞こえる雑音である。
複合音:複数の周波数成分が合わさってできている音で、単一の成分しかもたない純音と対比される。
スペクトル:音に含まれる周波数成分を、周波数ごとの強さで表したものである。