正答5
解説
最長発声持続時間(MPT)
最大吸気後に/a/をできるだけ長く持続させる。
3回測定し最大値をMPTとする。
持続時間が短縮している場合、多くは声門閉鎖不全によるが、その他、肺活量の減少や呼吸、喉頭調節の異常が関係する。
男性で15秒、女性で10秒未満は異常値。
肺葉切除
肺は大きな区分として右3葉、左2葉に区分される。
肺葉単位で切除した場合、肺機能は20%ずつ低下するとされている。
従って、MPTも短縮する
声帯溝症
声帯溝症は声帯がやせ細り、声帯縁に沿って前後に走る溝が形成され、声門閉鎖不全が生じる。
発声の持続が困難になり、MPTは短縮する
肺炎
肺炎は、肺胞性と間質性とに大別することができる。
間質性では肺の支持組織(間質)に炎症性病変が生じ、肺活量が減少する。
それにより、MPTは短縮する
横隔膜
横隔膜を支配する横隔膜神経の麻痺は、肺活量の大幅な減少につながるため、MPTも短縮する
粘膜下口蓋裂
粘膜下口蓋裂では、鼻咽腔閉鎖不全にいたるため、ブローイングは困難になる。
しかし、喉頭以下の機能に問題はなくMPTは維持される。