正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
注意欠如・多動症(ADHD)の子どもに対する学校での環境調整を問う問題です。
刺激を減らして注意をそらしにくくし、指示や予定をわかりやすく示すことが基本です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
習字や図画を目に付く場所に貼ると、刺激が増えて注意がそれやすくなります。
掲示物は教室の後方などにまとめ、前面はすっきりさせるのが適切です。
2:× 適切な調整です。
教師のそばの席にすると、指示が届きやすく、注意がそれたときにすぐ声をかけられます。
3:× 適切な調整です。
机の上を必要な物だけにすると、手遊びや気が散る原因を減らせます。
4:× 適切な調整です。
スケジュール表で見通しを示すと、次の行動に移りやすくなります。
5:○ 誤った記述です。
詳細で長い言語指示は、注意を保ちにくい子どもには最後まで伝わりません。
指示は短く具体的にし、1つずつ出して視覚的な手がかりを添えます。
【ポイント】
ADHD児への環境調整の基本は「刺激を減らす」「指示は短く1つずつ」「見通しを視覚的に示す」です。
【用語】
注意欠陥・多動性障害:不注意、多動、衝動性を特徴とする発達障害で、ADHDとも呼ばれる。
環境調整:本人の特性に合わせて、周囲の環境や関わり方を整えることを指す。