正答3
解説
正解は3です。
訓練中に患者の容体が急変したときの初期対応の優先順位を問う問題です。
急変時はまず訓練を中止し、一人で対応せず応援を呼ぶことが原則です。
【選択肢別解説】
1:× 家族への説明は、状態が落ち着き医師の判断が出てから行います。
最初にすべきことではありません。
2:× 報告書の作成は、対応が終わった後に行う事後の作業です。
急変の直後に優先することではありません。
3:○ 最初に周囲のスタッフを呼びます。
複数の人手と目を確保することで、医師への連絡や救命処置を速やかに始められます。
4:× 患者を横にして安全を確保することは大切ですが、応援を呼びながら行う対応です。
一人で抱え込まず、まず人を呼ぶことが優先されます。
5:× 血圧の測定は、応援が来て安全が確保された後のバイタルサインの確認として行います。
最初の行動ではありません。
【ポイント】
急変時は「訓練中止、応援要請、安全確保、バイタルサインの確認」の順に動きます。
言語聴覚士も一次救命処置の手順を身につけておく必要があります。
【用語】
急変:患者の容体が突然に悪化して、すぐに対応が必要になる状態を指す。
バイタルサイン:血圧、脈拍、呼吸、体温など、生命の状態を示す基本的な指標である。
一次救命処置:心肺停止などに対して、特別な器具なしで行う心肺蘇生やAEDの使用などの手当てである。