正答5
解説
正解は5です。
心理療法の技法と、それが属する学派を問う問題です。
精神分析療法はフロイトが創始し、無意識に抑圧された葛藤を意識化することを目指します。
【選択肢別解説】
1:× 系統的脱感作法は行動療法の技法です。
ウォルピが開発し、リラクセーションと不安場面の段階的な想起を組み合わせて不安を弱めます。
2:× 認知再構成法は認知療法・認知行動療法の技法です。
自動思考を記録して検討し、よりバランスのよい考え方に修正します。
3:× エクスポージャー法は行動療法の技法です。
不安を起こす刺激に段階的にさらし、回避せずに慣れることで不安を軽減します。
4:× 呼吸再調整法は認知行動療法などで用いるリラクセーション技法です。
パニック発作時の過呼吸を整えるために用い、精神分析療法の技法ではありません。
5:○ 自由連想法は精神分析療法の中心的な技法です。
心に浮かんだことを取捨選択せずに話してもらい、無意識の内容や抵抗、転移を分析します。
【ポイント】
精神分析は自由連想法と夢分析、行動療法は系統的脱感作法とエクスポージャー法、認知療法は認知再構成法と整理しましょう。
【用語】
自由連想法:頭に浮かんだことを、取捨選択せずにそのまま話してもらう精神分析の技法である。
系統的脱感作法:リラクセーションを行いながら、不安の弱い場面から順に想起させて不安を弱める行動療法の技法である。
エクスポージャー法:不安や恐怖を生じる場面に段階的に向き合い、慣れさせる行動療法の技法である。
認知再構成法:偏った考え方に気づき、現実的で柔軟な考えに修正していく認知療法の技法である。
呼吸再調整法:ゆっくりとした呼吸を練習して、過呼吸や緊張を和らげる方法である。