正答3
解説
筋姿縮性側素硬化症(ALS)
上位、下位運動ニューロン両方の変性による運動障害で、タイプは痙性-弛緩性の混合性構音障害となる。
舌の萎縮や筋力の低下によって発話は不明瞭に、また短く区切られ遅くなる。
軟口蓋は挙上不全になり開鼻性を呈する。
症状の進行に伴って、 AACを適宜導入しながらコミュニケーションを維持することが重要になる。
症状が重度に進行した場合は、透明文字盤といった残存機能を利用した意思伝達装置の利用を検討する。
なお、錐体外路系の障害であるパーキンソン病では、 言葉の一部が不随意的に反復され同語反復がみられることがあるが、筋萎縮性側索硬化症ではみられない。
また、発話の断続的な途切れや声の強さの変動は、小脳あるいは小脳路の損傷によって生じる失調性構音障害の症状である。