正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
発達心理学の代表的な研究者と業績の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
ハーローは、子ザルが授乳する針金の代理母より、布製の代理母に愛着を示すことを示しました。
2:× 正しい組み合わせです。
ヴィゴツキーは、ひとりでできる水準と援助があればできる水準の間を、発達の最近接領域と呼びました。
3:× 正しい組み合わせです。
パーテンは、子どもの遊びを、ひとり遊び・傍観・平行遊び・連合遊び・協同遊びなどに分類しました。
4:× 正しい組み合わせです。
ブルーナーは、大人が子どもの学習を一時的に支える足場かけ(スキャフォールディング)の概念を示しました。
5:○ 誤った組み合わせです。
キューブラー・ロスは、死にゆく人の心理を、否認・怒り・取り引き・抑うつ・受容の5段階で示しました。
カンガルーケアは南米コロンビアで始まった、母親が新生児を素肌で抱く保育法で、キューブラー・ロスの業績ではありません。
【ポイント】
ヴィゴツキーの発達の最近接領域と、ブルーナーの足場かけはセットで出題されやすい組み合わせです。
キューブラー・ロスは「死の受容の5段階」と覚えましょう。
【用語】
代理母実験:ハーローが子ザルで行った実験で、愛着には接触のぬくもりが重要であることを示した。
発達の最近接領域:ひとりでできる水準と、他者の援助があればできる水準との間の領域である。
足場かけ:学習者の力に応じて大人が支援を調整し、自立に向けて少しずつ減らす援助のことである。
社会的遊び:他の子どもとの関わり方に注目した遊びの分類で、ひとり遊びや平行遊び、協同遊びなどがある。
カンガルーケア:母親などが新生児を素肌のまま胸に抱いて、肌と肌を触れ合わせるケアである。